印象的なスタイリングで明瞭なサウンドパフォーマンスを実現するDavone の新作、Solo(ソロ)は高性能で魅力的なフロア型スピーカーです。音楽のジャンルや再生メディアを問わず、再生される音像は開放的でスムーズに展開し、リスナーを一瞬で魅了します。さらには、緩やかな曲線のエンクロージュアはみた目だけではありません。フロア型スピーカーの多くは150Hz周辺の再生でキャビネット内部の定在波に悩まされています。Soloはそうした悪影響も受けずに、クリーンで高速な低域レスポンスを獲得しています。
SoloはDavoneが新たに導入した広大なVærløse(ヴァルース)スタジオを活用して開発された最初のスピーカーシステムです。音響的に管理された環境下でのシステマティックなリサーチによってDavone のパフォーマンスはより高い次元のものになっています。最高グレードの中高域ドライバーのキャビネット配置と位相調整の最適化が実現でき、ディテールを失わないクロスオーバー設計を併せて、構成パーツを単に統合した以上の音楽再生をお約束します。
音響的な設計において、Soloはキャビネット構造においても先進的な背景があります。CAD(コンピューターを使った設計)をこれまで以上に活用して、木材の曲げ加工のエンクロージュアに関してこれまで以上の水準での製品化を実現しています。曲げとねじり加工により、側面パネルはより高い強度を保持し、規則的な対抗面を持ちません。結果としてキャビネット自体の音響特性は向上し、スピーカーシステムとしてよりクリアな響きを獲得しています。フォルムの特徴と音質性能のマッチングの代表例と言うことができます。
合板による曲げとねじり加工をスピーカーキャビネットに採用するブランドは多くありません。通常それは、製造後に望ましくない方向にわずかにねじれたり、構成パーツの正確な配置と最終組み立てが保証できないためと理解されています。家具造りにおいてはさほど重要ではない項目かもしれませんが、スピーカーキャビネット造りでは大きな問題です。Soloの製造にあたっては、設計そのものの先進性と、格別の注意を払った職人芸の製品化によって、品質は徹底管理されているのです。
Specifications
Finish
Walnut